MERIは土台と鼻緒の2つのパーツからできています。
今回はMERIの履き心地の良さの秘密のひとつ、
ふかふかな土台についてのお話です。
素材は綿50%ポリエステル50%の
中空糸(ちゅうくし)という糸です。
中空糸とは中側が空洞になっているストロー状の糸のことで、
軽くて柔らかいのが特徴的です。
よくタオルなどに使われています。
その糸でメリヤス紐を機械で編んでいきます。
この編み機はMERIKOTIにあるもので
ときどきお店でもせっせと紐を編んでくれています。
70年以上前の機械でお手入れをしながら大切に使っています。
メリヤス紐は職人さんの手によって一つ一つ
MERIの土台の形に編まれていきます。
きつく締めすぎると固くなってしまいますし
ゆるく編むとふにゃふにゃの土台になってしまいます。
手編みであるにも関わらず全て心地良い柔らかさにすることは
まさに職人技なのです。
こうした工程を経て土台が出来上がり、
鼻緒をつけてMERIとなります。
こだわった素材で職人さんが手編みしているMERIを
ぜひ店頭でお試しください。